皆様こんばんわ!
今回は結構ご質問の多い
クロムハーツの純正ダイヤのランクのお話をさせていただきたいと思います!
結構気になっている方も多いと思いますので実際の画像を使いつつ分かりやすくまとめます
こちらの記事も永久保存版と言っても過言ではないので是非ご覧ください^^
さて、まずクロムハーツのダイヤの話をする前に予備知識として
ダイヤモンドのクラリティのお話をさせていただきたいと思います。
クラリティとはいわゆる透明度のことなのですが
ダイヤモンドにおいては透明度の他にも
インクルージョン(内包物)
ブレミッシュ(疵)
を持って評価いたします。
相対的にインクルージョンやブレミッシュが多いと輝きは鈍くなり
逆に少ないとギラギラと輝くということになります。
ちなみにこのインクルージョン=内包物ですが、ダイヤモンドは天然の物です。
その為地下深くでダイヤモンドが生成されるときにどうしても不純物などが紛れ込み、これがインクルージョンとなります。
天然石であるが故全く欠点のないものはほとんど存在しません。
それを踏まえて以下のダイヤモンドのクラリティをご覧ください。
下から数えていきましょう!全11段階ございます!
I1,I2,I3:アイワン、アイツー、アイスリー
これが一番下のグレードになります。
インクルージョンや疵が肉眼でも容易に確認できるレベルのダイヤモンドです。
ダイヤモンドでも、あるものの上記の欠点があるため
輝きには期待できないでしょう。
SI2:エスアイツー
ダイヤモンドは10倍拡大下によって評価を下されますが下から4番目のSI2は
一般の方でも比較的容易に内包物を確認できます。
また0.5ct以下の場合は肉眼で欠点を確認できない場合が多いものの
それ以上のサイズですとこのクラリティの物は内包物が確認できる場合もあります。
SI1:エスアイワン
わずかにインクルージョンが存在する品質。
熟練グレーダーの場合、その発見が容易なランク。
一般の方ですと10倍拡大では判断がやや困難。
このレベルになるとインクルージョンも少なくこれ以降に登場する上位クラリティの物との差は
微妙で、見た目的な美しさはほとんど変わらなくなってくると思います。
VS2:ブイエスツー
こちらもごくわずかにインクルージョンを内包いたしますが
一般の方ですと10倍拡大では確認が非常に困難
熟練グレーダーですとまずまず容易ではあるものの難度が高くなります。
このグレードになってくると輝きや耐久性に影響を及ぼすインクルージョンは含まれなくなってきます。
VS1:ブイエスワン
上記とほとんど変わりませんがこのグレードになると
熟練グレーダーでも内包物の確認が困難になってきます。
一般的に流通しているグレードの中では最高クラスと遜色のないグレードになります。
VVS2,VVS1:ブイブイエスツー、ブイブイエスワン
このグレードになってくると
インクルージョンの確認は非常に困難でほとんど欠点がありません。
その為極微細なインクルージョンや疵、また今までと違い
フェースアップ:クラウン側から見ること。いわゆる平らな面
フェースダウン:パビリオン側から見ること。いわゆる尖っている方
と別角度からも見てVVS2なのかVVS1なのかを判断します。
IF:アイエフ
FL:フローレス
この二点が最高ランクの二つとなり、
IFは内部無欠点、外部に微細な傷などが確認できる
FLは内部外部無欠点とほとんど流通しないレベルと言われています。
ちなみにこのランクくらいになると顕微鏡で微妙な違いを比べるレベルになるとか
と素人ながらざっくりダイヤのランクをまとめてみました!
前置きが長くなりましたが本題のクロムハーツのダイヤモンドを見ていきたいと思います。
今回はこちらの3点を使ってみていきたいと思います。
左からアフター、純正、純正となります。
こちらがアフターの物
大枚はたけば上記の最高ランクFLも入れられますが
今回の物は右側に大きめのインクルージョン
左上に疵が見えるためI1(アイワン)程度のグレードでしょうか?
アフターはどのグレードでも入れられますが、ハイグレードな石ほど値段も高く
今回のアイテムのように中心の大きめの石はカラット数が上がる為皆さんクラリティを抑えてる印象がありますね
ちなみに某有名物まね芸人のKさんはクロムハーツの物よりもハイグレードのダイヤモンドをアフターで入れていたなんて噂があります。
そしてこちらが22kタイニーファットクロス
ダイヤのクラリティに行く前に小話を一つ
数年前になりますがこのアイテムの定価が2倍になったタイミングがありました。
その時にクロムハーツは使っているダイヤのクラリティを上げたという話があり
こちらはおそらくクラリティを上げる前の物になります。
2017年インボイス原本付きの物を見ましたが確かに若干輝きが違った気がしました。
さて、話は戻ってこちらのグレード
内包物は極微細なものが見受けられ若干の傷も確認できます。
その為クラリティで言うとSI1~SI2程度の物と言えると思われます。
そしてこちらは2012年インボイス付きの
シルバーファットクロス
22kと比べてキラキラ輝いているように見えるのが不思議でしたが拡大してみてわかりました。
こちらも同様に極微細なインクルージョンが見受けられますが
22kの物との違いは傷が少ない点
中心付近に見受けられますが、輝きに影響をあまり及ぼしていないため
こちらの方が輝いて見えるのかもしれません。
もちろん素材がシルバーと22kゴールドという違いもあると思いますが。
クラリティはVS2まではいかないかもしれませんが、SI1の中でも綺麗なものと言って
過言ではないでしょう。
天然の物なので個体差はやはりあるので皆様も買われる際にいいダイヤの物を選んでみてはいかがでしょうか?
さて、総括といたしましてクロムハーツのダイヤモンドのクラリティはSI1~SI2程度と言っていいかもしれません。
11段階中上から7~8段階
というと低く感じますがインクルージョンが少ないのでこのレベルからは
相当数見ている方でないと見わけは困難なクラリティだと思われます。
ここ最近のクラリティが上がったと言われているものも見てみたいので
直近で買われている方がいらっしゃいましたら是非見せてください!
おそらく2017~2018年頃購入の物はすでに上がっていると思われます!
見せていただく機会があって写真取れればこちらの記事も更新しますね!
〜追記〜
お客様から早速お持ち込みいただいて写真撮らせていただきました!
こちらは以前当店にありましたプラチナファットクロス
中心右下あたり、右上部分にインクルージョンまた細かいブレミッシュが見受けられますね
そのためダイヤのクラリティはやはり
SI1~SI2辺りだと思われます。
そしてこちらが2019年9月に新品購入された
22kタイニーファットクロス
ぱっと見でもクラリティが上がっているのが見て取れると思います!
クロムハーツのスタッフさんにはそんなことないと言われたそうですが笑
じっくり見ても極微細なインクルージョンが微かに確認できる程度で、ブレミッシュ(傷)に関しては自分では確認できませんでした。
また綺麗すぎて
パビリオン側にピントが合ってしまうレベル
そこにピントが合ってようやく微かなインクルージョンが確認できました。
センター右下付近
このくらいになるとVVS1~VVS2くらいのクラリティになるのではないかと思われます!
もちろん天然石なのでたまたま綺麗な個体という可能性もゼロでは無いですが、
最近のものはダイヤのクラリティを上げてるという話に信憑性が出てきましたね!
〜〜
さあ、今回はダイヤモンドにフォーカスして記事を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
ぜひお持ちの方はご自身のアイテムもチェックしてみてくださいね(‘ω’)ノ
よろしくお願いいたします!